WEDDING GUIDE 婚礼ガイド

会場決定後/衣裳選び

洋装編

□シンメトリー
 左右対称のデザイン

□アシンメトリー
 左右が異なるデザインで、ゲストの目を引くアシンメトリードレス。
 片方の肩のみフリルがついていたり、スカート部分に左右非対称のレースや印象的なお花や
 リボンがあるデザインも多く、気になる体のラインから注目をそらしてくれる
 うれしい作用もあります。

□アスコットタイ
 昼の正礼装に用いる幅広のネクタイで、19世紀、英国のアッパークラスのファッションが
 起源といわれ、最近の結婚式のおすすめアイテムとなっております。
 結んだ形が蝉のように見えることから、蝉形ネクタイとも呼ばれる。




□ウィングカラー
 襟の先が前に折れた立襟のこと。
 ウィング」の呼び名が示す通り、首の後ろの部分は首に沿って立ち、襟の前の折り返しは
 首からはなれて鳥の翼のように開いている。
 アスコットタイを合わせる最もフォーマルな着こなしは、
 イギリスのアスコット競馬場で貴族達が正装に用いたことで流行したといわれる。

□燕尾服
 前身頃は短いが、後身頃は燕の尾のように長くなった正礼装。テイルコートともいう。
 上着とズボンは黒か濃紺、ベストとシャツは白で、ウィングカラーのシャツに白の蝶ネクタイを
 合わせる。エンブロイダリー 刺繍のこと。





□Aライン
 ウエスト部分がすっきりとしていて、スカートは下にいくほど広がって全体ラインがAの形になることから、
 Aラインと呼ばるドレスです。
 通常よりもウエストラインが上にあるので、スマートにスタイルを演出してくれます。
 また、シンプルな装いなので、ブーケやヘッドアクセ、ジュエリー次第で華やかに上品に色々遊べるドレスです。


□お色直し
 白無垢から色打掛に、色打掛からウエディングドレスになど、衣装を取り替え、ヘアメイクも新しく着た衣装に合わせること。

□オーガンジー(新和装)
 シルクやレーヨン、ポリエステルなどに擬麻加工をしたもので、非常に薄地で透けて見える。
 光沢と適度なはりがあり、スカート部分に何枚か重ねると、やさしく繊細な透明感がでる。

□オーダーレンタル
 自分のサイズに合わせてオーダーで作ったドレスをレンタルさせてもらい、挙式後は店に返却するシステム。
 レンタルと違って新品かつ自分にぴったりのドレスが着られるのが一番のメリット。

□オートクチュール
 デザイナーと打ち合わせをし、自分の希望に従ってデザイン画を描いてもらったあと、生地を選び、
 すべて自分の思い通りのドレスを作ってもらうこと。
 手がかかる分、料金も高くなるが、世界で一つのドレスが作れ、最終的に自分のものになるのが魅力。

□オーバースカート
 巻きスカートなど、スカートの上にもう1枚重ねて着るスカートのこと。

□お引き上げ
 披露宴終了後、メイクをおとし、髪を直して元通りのスタイルにしてもらうこと。
 この費用を「お引き上げ料」という。

□オフショルダー
 肩を出したデザインのドレスのこと。


□オペラパンプス
 タキシードや燕尾服など夜の礼装に履く靴で、甲部のリボンが特徴的。素材は黒のエナメルかカーフ・スキン。

□海外通販
 外国製のドレスを調達するひとつの手段で、カタログをとりよせ、欲しいドレスを選んで発注すると、
 日本まで配送してくれる。

□顔剃り
 化粧がのりやすいように、顔の産毛を剃ってもらうこと。
 和装や背中の開いたドレスを着るときは、合わせて背中の産毛も剃ってもらう。
 顔剃りは一般的に挙式3日前位に行うが、かみそり負けしやすい肌の弱い人は、テスト的にもっと早めにやってもらったほうがいい。

□ガーターベルト
 ひざ上までの長さのストッキングを履く際、ストッキングがずり落ちないようにひもでつなげて、カマーバンド
 タキシードのズボンのお腹の部分に巻く、幅の広いサッシュ(腹帯)のこと。

□仮縫い
 ドレスをオーダーする際、細部の調整をとるために本縫いの前に行う過程。
 最初は仮の生地で作ったダミーのドレスを試着、2度目は本番の生地を使ったドレスを試着するのが一般的。
 3度目の仮縫いで最終確認をする。

□ケープカラー
 肩から腕まで覆う大きい襟のこと。

□コード刺繍
 コード(細い紐)を糸で縫い付けて、模様を作り出す技法。

□コールズボン
 黒、グレー、ダークグレー(または白)の配色による縦縞柄が特徴のズボンで、モーニングコートや
 ディレクタースーツなど昼の礼装に用いられる。

□サイズオーダー
 何種類かあるデザインのなかから、好きなデザインを選び、自分のサイズに合わせてドレスを作ってもらうシステム。

□サテン
 美しいはりと光沢のあるなめらかな生地。ドレスにすると格調高い雰囲気になる。

□シフォン
 粗く平織りにした生地で、薄く透き通っている。軽くてやわらかいので、ドレープがきれいにでる。

□ジャカード
 横に幅の広いうねがあり、それが模様のように見える生地。

□シャンタン
 横糸を節のある玉糸で織った生地。

□シルク
 絹でできた素材で、一般的に化繊より高価。シルクの糸を使ったサテン地のことはシルクサテンと呼ばれる。

□スタンドカラー
 立った襟のことで、首元がつまって見える。

□ストレート・チップ
 爪先に横一文字ラインの入った紐靴で正式な昼の礼装用の靴として用いられる。

□スペンサータキシード
 タキシードのなかでも上着丈の短いものをいい、現在フォーマルウエアとして人気上昇中。

□スリーインワン
 胴の部分の内側にワイヤーが入っていて、バストアップすると同時にウエストもシェイプできるブライダルインナーのひとつ。
 ガーターベルトもつけられるようにデザインされている。

□スレンダーライン
 全体のシルエットが細く、ストレートなデザインで大人っぽい雰囲気が漂う 。



□セミオーダー
 何種類かあるデザインのなかから、好きなデザインを選び、それを基本に少しデザインを変えたり、素材を変えたりして
 自分サイズのドレスを作ってもらうこと。プレタクチュールともいう。
 デザインを変えずに自分サイズで作ってもらう場合は、サイズオーダーと使い分ける場合も。

□セルドレス
 販売している既製のドレスのことで、プレタポルテともいう。輸入品を扱う店も多く、値段もリーズナブルになったが、
 レンタルと違って小物がついていないのが難。

□タキシード
 テイルコートにルーツをもつ準礼装で、上着がシングル場合はカマーバンドかベストを着用する。
 シャツはウィングカラーになった白のドレスシャツで、黒の蝶ネクタイを。本来は夜着用するものとされたが、
 最近は昼でもよしとされている。

□タフタ
 平織りの織物で、独特のうねがあり、光沢もある。

□チュール
 細かい網のように織られた生地で、ドレスの装飾やベールによく使われる。

□2Wayドレス
 重ねたスカートや袖、ケープ、ボレロなどを取り外したり、つけたりすることによって1着で2通りの着こなしができるドレス。

□ティアラ
 王冠形のヘッドドレスのことで、プリンセスのような品格を醸し出してくれる。
 高貴な印象を装いたい人におすすめ。


□テイルコート
 燕尾服のこと。

□ディレクタースーツ
 黒の上着に黒とグレーの縞のズボンを合わせたもので、昼の準礼装とされる。ベストは黒かグレー、オフホワイト、シャツは
 白のレギュラーカラーで、シルバーグレーのネクタイを合わせる。

□デコラティブ
 装飾が多いこと、派手なこと。

□デコルテ
 胸元、肩、クビ周りの部分を指し、ドレスのスタイルでは胸元が大きくあいたドレスのことをいいます。
 ローブデコルテの略。 広く開いているデコルテラインは、顔を小さく見せる効果も。ネックレスとの相性次第で
 印象も変わるので、合わせる小物にも気を使いましょう。

□トーク帽
 浅くて円筒形になった帽子。頭にちょこんとのせて使う。

□トランスペアレント
 英語で「透明な」という意味で、透明感のあるレースやオーガンジーが使われ、その部分の
 肌が透けて見えるデザイン。

□ドレープ
 布が作り出すヒダのことで、エレガントな雰囲気がある。

□トレーン
 ドレスの引き裾のこと。
 教会のバージンロードをトレーンの長いドレスで歩くのに憧れている女性も多いが、最近は動きやすさを考えて、
 短いトレーンを好む人も増えている。



□パニエ
 スカートの膨らみをプラスするためにはくもの。衣裳を借りた場合は、パニエの分もレンタル料金に含まれている。

□バルーン・スリーブ
 風船のように大きく膨らんだ袖のこと。

□ファンシータキシード
 黒と濃紺以外の色のタキシードをいい、色彩や素材、デザインに多様性がある。

□フェミニン
 女性らしいデザインのこと。

□ブライダルインナー
 ドレスを着るときに身につける下着のこと。スリーインワン、ロングブラ、ボディスーツ、ウエストニッパーなどがあるので、
 ドレスのデザインに合わせて選びたい。

□ブライダルエステ
 結婚式に向けて行うエステ。
 当日、肌のコンディションがよい状態でいられるように個々に合わせてプログラムを作ってくれる。

□ブーケ
 ドレスを着たとき、新婦が手にもつフラワーアレンジメント。
 もともと男性から女性にプロポーズの印として
 花束を贈ったのがその由来。
 挙式では白を基調にしたものを持つのが一般的だ。

□ブートニア
 新郎の左胸に挿すコサージュのこと。ブーケと同じ花を
 使うのが一般的で、衣裳を脱ぐまでずっと留めておく。


□ブラックスーツ
 黒のフォーマルなスーツを指し、昼夜兼用の準礼装として用いられる。新郎が着用する場合は、招待客より華やかになるように、
 ネクタイやベストをオシャレに組み合わせて。

□フルオーダー
 オートクチュールのこと。

□プリンセスライン
 ウエストの切り替え部分から下が、ふんわり膨らんだスタイル。華やかで愛らしさもある。

□ブレスレット・スリーブ
 肘から指先にかけてフレアになっている袖のこと。

□ベアバック
 背中が大きく開いていること。

□ヘアメイクリハーサル
 結婚式の前に、美容師さんとヘアスタイルやメイクに使う色などを相談しながら、本番さながらにヘアメイクをすること。

□ヘッドドレス
 ティアラ、ボンネ、帽子など、頭につけるものの総称で、いくつかを組み合わせたり、ベールと合わせて使う。

□ベール
 「顔を覆うことによって他人と垣根をつくり、結婚式で夫となる人に
 初めて顔を見せる」というプロテスタントの考えが広まり
 一般化されたのがベールで、チュールなどの生地がよく用いられる。
 一般的にベールはトレーンより長いのが正式。
 また、ベールは本来、挙式のときだけにつけるものとされている。


□保管料(持込料)
 自分たちが結婚式場以外衣裳室のドレスショップで衣裳を借り持込んだ場合に発生する費用。
 衣裳の保管にも手間がかかることから「保管料」という名目で請求される。

□ボンネ
 ボンネットの略で、やわらかい布や毛糸で作られたつばのない帽子のことをいう。
 カチューシャより幅広で厚みがあるヘッドドレスといった感じ。

□巻きバラ
 布を使って作ったバラの装飾。肩や胸元などによく飾られる。

□マーメイドライン
 マーメイドとは人魚のことで、尾びれのように、裾にギャザーやフレアが入ったドレススタイルを指す。

□モチーフ
 何かの形をイメージして作った装飾のこと。バラのモチーフ、リボンモチーフなどがある。

□モーニングコート
 上着の後ろが長くなった昼の正礼装で、格調高い結婚式でよく着られる。
 色は黒かグレーで、白襟をつけたベスト、もしくはグレーのベストに縞のズボンを合わせるのが一般的。

□Uチップ
 U字形の縫い目があり、それが装飾的になった紐靴。

□リサイクル
 ショーで使ったドレスやサンプル商品、ほかの人が着たドレスを再販売するシステム。
 安いのが魅力で、予算が少ない人におすすめ。

□リバーレース
 繊細で美術性の高いレースのこと。最高級のレースとされる。

□レギュラーカラー
 飾りや立襟のない最も標準的な襟。

□レース
 機械または手で糸を編んで、すかし模様にした布。
 手編みのレースは高価。

□レンタル
 貸衣裳のことで、婚礼衣裳の調達方法としてはもっとも一般的。ホテル・式場の衣裳室で借りる方法と、
 街のレンタルドレスショップで借りる方法があり、後者で借りてホテル・式場に持ち込むと、保管料(持込料)
 がかかることが多いので注意。

□ロールカラー
 折りかえっている襟のこと。

□ワンショルダー
 片方の肩だけ肌を露出したドレス。

和装編

□色打掛
 赤、朱色、ブルー、ピンク、ゴールドなど、白以外の色を用いた打掛の
 ことで、最高位の和装とされる。
 挙式に向くのは白無垢だけと思っている人も多いが、色打掛も
 正式な式服として着用してよし。

□懐剣(かいけん)
 打掛を着たとき、帯に挿す短剣で布の袋に入っている。
 もともと打掛が武家の女性の花嫁衣裳だった。
「女であっても、いざというときは、自分で自分の身を守る」の
 意味が秘められている。

□抱帯(かかえおび)
 打掛を着たとき、帯の下方に結ぶ細い帯のこと。

□掛下
 打掛の下に着る着物のこと。

□かつら合わせ
 結婚式前、かつらが自分の頭の形にぴったり合うか、実際つけてみること。合わない場合は直してくれる。

□紙ばさみ(紙入れ)
 打掛を着たとき、胸元のポイントとして襟の部分に挿すもので、もともとは懐紙を入れるために使われた。

□かんざし
 着物を着たときに髪に挿す飾りのことで、白無垢の時はべっこうのかんざし、色打掛では華やかなさんごや真珠が
 よく使われる。

□着付
 衣裳を着せてもらい、身仕度を整えること。

□笄(こうがい)
 髪に挿す飾りのこと。素材やデザインは様々で挙式時には気品のあるべっこうを。
 色打掛では華やかさんごや真珠がよく用いられる。

□白無垢
 打掛から掛下、帯、小物類まですべてを白一色に揃えた和装のこと。白は身の清らかさを表す色で、
「どんな色にも染まることができます(嫁ぎ先の色に染まります)」という意味が込められている。


□末広
 打掛を着た時、手に持つ扇子。「末広がりに幸せになるように」という願いが込められている。
 白無垢のときは房飾りも真っ白なものを。

□角隠し
 「角を隠して夫に仕える」の意味をもつ和装のかぶりもの。白無垢、色打掛の両方で使用できる。

□はこせこ
 打掛を着たとき、胸元のポイントとしてつける、刺繍と房のついた飾り。紙ばさみの代わりに使う。

□文金高島田
 江戸時代は御殿女中や未婚女性が結い、現在は主に婚礼時の髪型となっている。

□綿帽子
 「婚礼の儀が終わるまで花婿以外の人に顔を見せない」という意味をもつ、真綿をのばしてつくったかぶりもので、
 かつらを覆うようにつける。白無垢のときつけ、色打掛では用いないのがルール。

□紋付袴
 新郎の和装の正装で、正式な名称は紋付羽織袴。染め抜きの五つ紋がついた黒羽二重の着物と羽織に、仙台平の袴を合わせる。
 手には末広(扇子)、足には畳表の草履を履くのが正式。

□和装下着
 和装をするには、下着としてV首のシャツ、ステテコ、足袋の3点が必要です。

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